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令和4年2月

 今回の北京の冬季五輪は、過去の五輪と同様にたくさんのドラマがありました。メダル獲得が期待され、大きな重圧がありながら圧倒的な出来栄えで金メダルを勝ち取ったジャンプの小林陵侑選手、スノーボードハーフパイプの平野歩夢選手、スケート1000mの高木美帆選手はお見事でした。

一方、メダル候補の有力な選手が思いがけないアクシデントに見舞われ、あと一歩のところでメダルを逃しました。リンクのクボミの影響でジャンプが不完全になり大きな減点となりながら、その後の演技は完璧にこなした羽生結弦選手。スーツの検査で失格となりながら、その直後に見事なジャンプを見せた高梨沙羅選手。二人とも思いがけない事態にも決して狼狽せず、愚痴ることもなく、直後に見事なプレイを行う姿に多くの人が感動したと思います。メダル獲得がすべてではないことをあらためて感じたオリンピックだった、と思います。


 ところで、今回の北京大会では競技会場に雪がないため、人工雪をふんだんに使ったようです。この人工雪は、堅い雪質のためプレーヤーにとっては怪我のリスクが高いことが懸念されました。また、人工雪には溶けにくくするための化学物質が含まれているため、会期後の大量の雪解け水が植物、動物に深刻なダメージを与えるおそれがある、という報告が英国の大学からありました。
 そうなると、今後は自然の雪のある都市でのオリンピック開催が望まれますが、「今の温暖化が進めば、今世紀末に再度開催可能な都市は世界中で札幌のみになる。」との見通しがカナダの州立大学の教授から発表されました。
 多くの感動を世界中の人が受けることのできるオリンピックを次の世代にバトンタッチするためにも、真剣に環境問題に取り組むきっかけが、この北京大会になってもらえれば、と願います。


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