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令和2年4月

 大型連休のシーズンになってきました。この連休の最後を飾るのが5月5日のこどもの日ですが、この日はわが国では「端午の節句」でもあります。端午の節句は季節の変わり目にあたることから、病気や災厄を避ける行事を行うことが奈良時代から続いています。その後江戸時代になり、この日を徳川幕府が重要な日と定め、大名、旗本が式服でお祝いの品を持って江戸城に行き、将軍に献上したそうです。

 この頃武家では男児誕生を祝う時に門前に幟(のぼり)を立てる風習があり、これが庶民に伝わりましたが、庶民には幟旗(のぼりばた)が許されなかったことから、鯉のぼりを作って男子の前途を祝うようになりました。なお、この鯉のぼりは江戸時代には関東地方の風習で、上方にはありませんでしたが、その後全国に広がっていったようです。このせいか、鯉のぼりの生産量日本一は関東圏の埼玉県加須市であることは頷けます。因みにここ加須市で長さ100m、重さ350㎏の世界一大きい鯉のぼりが作られ、毎年5月の加須市民平和祭で披露されますが、今年は中止になりました。来年はその雄姿を見たいですね。

 ところで、端午の日は柏餅を食べる習慣がありますが、これは柏が「新芽が出るまで古い葉が落ちない」ことから「家系が絶えない」という縁起に因んでいます。柏餅も江戸時代に江戸で登場し、のちに東日本中心に広まりましたが、西日本では粽(ちまき)が好まれていたようです。柏餅にはこし餡、粒餡の他に味噌餡がありますが、味噌餡は西日本では一般的ではないようです。今年の大型連休は思うように外出できないので、熱い日本茶を淹れて、縁起の良いといわれる柏餅でも食しながら英気を養うのも良いのではないでしょうか。 


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