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令和元年7月

 今年の関東地方は、しっかりとした梅雨を味わう7月になりました。この時期ならではの果実といえば桃がその代表格ですが、桃の原産地は中国の高山地帯で、シルクロードを通じてペルシア経由でヨーロッパに伝わりました。ちなみに英語名の「Peach」は(ペルシア)が語源とされています。

 日本では縄文時代にすでに食されていたようですが、一般にはあまり甘くなく、薬用、観賞用にもされていたようです。それが明治時代になって、甘みの強い水蜜桃系が輸入されたことが食用として広まるきっかけになりました。ただ、天候不順になると病気になりやすく、鳥、虫からの害を防ぐために袋掛けをするなど手間が掛かり、栽培の難易度の高い果実とされています。

 現在、桃の生産量は山梨県がトップで、福島県、長野県が続きますが、降水量の少ない盆地が栽培に向いているようです。なお、意外なことに大阪府の岸和田市が桃の産地で、1960年頃には2,000トンほど大阪市場に出荷していたそうです。そして、糖度の高さでギネス認定を受けたことがあるほどの質の高い桃を生産しています。岸和田といえば「だんじり祭り」で有名で、今年も9月14日、15日に開催されますが、実は美味しい桃の生産地でもあった、ということです。ただ、最近は宅地化が進み、桃の栽培面積が減少したため以前ほどの生産量はありませんが、大阪府の指定する「なにわ特産品」に桃が選定されており、その生産・販売に大阪府として力を入れているようです。

 ところで、「すもももももももものうち(李も桃も桃のうち)」という早口言葉がありますが、「すもも」はバラ科サクラ属で、バラ科桃属の「桃」とは別な植物ですので、ご参考までに。

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